1 :諸君(もろきみ)φ ★:2009/08/14(金) 23:53:05 ID:???
逮捕された俳優が薬物を使用していた部屋の持ち主は、意外な人物だった。「バブルの塔」の一室をめぐって、何があったのか―。
事件後、彼女は周囲にこう漏らした。
「私、なんか悪いのかなあ」
女性用の人気下着で知られる通販会社の社長(44)だ。
女性社長は、8月3日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕された俳優の押尾学容疑者(31)が、前日から過ごしていた部屋の借り主として
報じられていた。部屋からは、女性の変死体が見つかった。押尾は警察の調べに、この部屋を定期的に利用し、部屋で女性と一緒に合成薬物を使用していたと供述した。
現場は、東京都港区にある六本木ヒルズのレジデンス(住宅棟)B棟の一室だった。2人が飲んでいた薬は、合成麻薬のMDMA。覚醒剤を含んでいることが多く、服用すると体温調節が難しくなり、不整脈、呼吸困難を起こすことがある。押尾の供述によると、女性は錠剤を2錠飲んだ。薬物がからんだ事件を扱ったことがある弁護士の小森榮さんは言う。
「MDMAを初めて使う人は、1錠で効果がないと、2錠、3錠と飲んでしまう場合もある。その状態で激しい行為をすると、熱中症のような症状を起こして、死亡に至る例もある」
■「部活」で若い人を支援
押尾はその後、一度部屋を出た。ヒルズ内のそば屋で昼食を取り、部屋に戻っている。報道などによると、女性の死亡推定時刻は午後3時から4時。通報は午後9時過ぎだった。彼が自由に出入りしていたこの部屋は、都内に数カ所の住居を持つ女性社長が、通販会社とは別に経営する会社の名義で借りていた。
1965年生まれの女性社長は、20代で前夫の通販会社の下着部門を急成長させた。2001年に経営危機に陥ったが、徹底した人員整理と経費見直しで再建し、06年には、大手下着メーカーと業務提携した。六本木ヒルズに住む堀江貴文元ライブドア社長とも親交があった。芸能界にも知己が多く、周りには常に人が集まった。
知人の企画会社社長は、「人の全体像をつかむのがうまくて、自然体で気さくなので、周囲に人が集まってくる」と話す。その中には、編集者やヘアメイク、ライターなど、メディアの仕事をする若者も多かった。知人が言う。
「彼女は事業の成功で莫大な資産を手に入れたが、マネーゲームはしないと決めているし、子どもに財産を残すつもりもない。だったら、可能性があって、夢を持っている若い人を支援したい、と。姉御肌、親分肌というのでもなく、困った人がいると、自分ができることはやるよ、というフランクな感じだった」
彼女は、そうした支援活動を自分で「部活」と呼んでいた。
押尾と知り合ったのは昨年、彼がエイベックス・マネジメントに移籍した前後と見られる。エイベックスのグループ会社が経営する港区のレストランで、何度か目撃され、松浦勝人エイベックス・グループ・ホールディングス社長とも一緒に食事をしていた。
彼女は、押尾の才能を高く買い、周囲にはこう言って紹介していた。「スケールが大きいし、英語ができる。世界で活躍できる人なんだよ」
押尾は、父親の仕事の関係で、米国で育った。98年にデビューし、2年後にドラマ「やまとなでしこ」で松嶋菜々子と共演した。ワイルドな顔立ちで、184センチの長身。ロックバンド「LIV」のボーカルでもあった。
■もはや特別ではない
06年、ドラマで共演した女優の矢田亜希子との結婚で注目を集めたが、近年はヒット作には恵まれなかった。女性スキャンダルもあった。エイベックスと契約した時、彼はこうコメントを出した。
「思う存分、自分の可能性にチャレンジしたい」
女性社長が彼に手渡したのは、才能の扉を開けるためのキーだったのだろうか。
(以下略。全文はソース元でどうぞ)
ソース(雑誌記事@nifty:AERA)
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/aera-20090814-01/1.htm 続きを読む